《対象となる患者さん》

• 急性増悪を含む発症後間もない患者さんや病状が不安定な方
• 高度急性期での治療を終え引き続き治療を必要とする方
• 熱傷や褥瘡などの処置が必要な方

急性増悪を含む発症後間もない患者さんや病状が不安定な患者さんに対し医療を提供する病棟です。
急性期治療を終えられたが、在宅復帰がすぐには困難な患者さんには当院の地域包括ケア病棟・医療療養病棟・介護医療院へ転棟していただき、患者さんの状態をみながら、今後の療養先をご家族・施設スタッフと検討していきます。療養先については、地域連携室が情報提供させていただき、安心して療養生活を送れるよう支援していきます。

《対象となる患者さん》

• 在宅や介護施設への退院へ向けたリハビリや療養、介護保険申請などの準備が必要な方
• 急性期治療後、症状は改善しているが、もう少し経過観察が必要な方
• 在宅療養や施設入所されている方で急性疾患や急性増悪（肺炎・発熱・脱水など）で入院が必要となった方
• 在宅生活が一時的に困難となった医療対応が必要な方（レスパイト入院）

＜一部、医療療養病床となっています。4階病棟の説明をご参照ください。＞
地域包括ケア病床とは、急性期の病状が安定した患者さんに対して、在宅などへの復帰に向けた医療・支援を行う病棟です。
リハビリ・在宅復帰支援、在宅・施設療養の患者さんの症状増悪時対応やリハビリを行い安定した療養生活の支援もしていきます。在宅療養に向けて医師や看護師、専従の理学療法士、専従の相談員が退院支援、退院後のケアについてサポートさせていただきます。
入院期間は、状態に応じ調整いたしますが、最長６０日が限度となっています。

《対象となる患者さん》

• 状態が安定しても自宅療養を行うには医療必要度の高い医療区分の方（厚生労働省による規定があります）
• 在宅や介護施設への退院へ向けたリハビリや療養、介護保険申請などの準備が必要な方

医療療養病棟とは、急性期治療を終えても、引き続き医療の必要性が高く、病院での療養が継続的に必要な患者さんが療養する病棟となります。
医療の必要性が高い状態とは、中心静脈栄養、人工呼吸器、気管切開状態、酸素療法、褥瘡処置、頻回の痰の吸引等の医療を必要とされる方、指定難病に罹患している方などです。
患者さんの状態を見ながら、今後の療養先をご家族・施設スタッフと検討していきます。

《対象となる患者さん》

• 病状が安定期にあり、在宅での生活が困難なために医学的管理・看護・介護が必要な重度の要介護者の方
• 介護医療院以外の介護保険施設では入所が難しい、喀痰吸引・経管栄養などが必要な方

医療と介護の複合的な機能を持つ介護保険施設です。
要介護認定を受けた『要介護１～５』の方が対象となり、主に『要介護４～５』の方が入所されています。
患者さんの状態を見ながら、今後の療養先をご家族・施設スタッフと検討していきます。
当院では、基本的に介護施設（特養など）の入所を前提条件として入所していただいています。